本記事では、大型サドルバッグの定番であるApidura(アピデュラ)を紹介します。
長距離サイクリングでは荷物を背負うより、自転車に積載したほうが楽に走れます。とはいえ、ロードバイクには基本的に荷物を積載する機能はついていません。
そんなときに便利なのが大容量サドルバッグです。その中でもデザイン性と機能性に優れた定番のサドルバッグ、アピデュラを紹介します。
Apidura(アピデュラ)とは?
アピデュラはイギリスのバイクパッキングブランドです。高いデザイン性と機能性を兼ね備えた製品を展開しており、長距離サイクリストの間で高い人気を誇ります。
ダボ穴がない自転車でも気軽に大容量の荷物を積載できる、バイクパッキングの火付け役となったブランドです。
Apidura(アピデュラ)の良いところ
デザイン
まず挙げられるのは、高いデザイン性です。グレーの生地に黄色のアクセントがとってもおしゃれですね。ロゴの蜂のデザインもCOOL!
アピデュラはサドルバッグだけではなく、トップチューブバッグやフレームバッグも展開しています。装備した時、統一感を持たせることができるのが嬉しいです。
軽量性
バイクパッキングの良いところは、自転車の走行性能を維持しつつ、多くの荷物を積載できるところです。軽量なアピデュラなら、重量による走行性能の低下を最小限に抑えてくれるでしょう。
用途に合った製品を選べる
アピデュラのサドルバッグは、用途によって複数の製品がラインナップされているので、自分の使い方に合った製品を選ぶことができます。
3つのシリーズを紹介
アピデュラは用途によって3つのシリーズを展開しています。
エクスペディション(耐久、軽量、防水)
エクスペディションは、長距離サイクリングに最適なシリーズです。高い防水性と耐久性を持つ軽量素材で作られています。3つのシリーズの中で一番バランスが良いので、迷ったらこの製品を選ぶのがおすすめです。
個人的には一番好きなデザインです
バックカントリー(耐摩耗、軽量、対候)
グラベルやトレイルといったより過酷な環境に最適化されたシリーズがバックカントリーです。耐摩耗性に優れるのが特徴です。マウンテンバイク用に設計されたフレームバッグもラインナップされています。耐水性は他のシリーズに比べて劣ります。
レーシング(超軽量、可視性、防水)
長距離レース用に設計されたシリーズです。容量は小さめですが、その分軽量性はシリーズの中で一番です。防水性も問題ありません。ロードバイクの走行性を重視したい方におすすめのシリーズです。車からの視認性も考慮されており、ブルべには最適だと思います。
実際に使用した感想
私が所有している、アピデュラのドライサドルバッグコンパクト(9L)をご紹介します。現在のエクスペディションシリーズにあたります。
詳しいレビューは別の記事でしますので、今回は簡単に使用感をレビュー。
気になっていたバイクへの固定力ですが、2つのバンドをしっかり締めれば問題ありませんでした。とはいえ、ダンシングでバイクを振るときには流石にずれてしまいます。
防水性に関しては、大雨の中300kmを走行した時でも浸水することがなく、かなり満足です。また、数年使用しても縫い目のほつれが全く見らず、耐久性も問題ありません。
容量に関しては、300kmまでのブルべだったら雨具を含めて、9Lのアピデュラに収納できます。400km以上のブルべや、泊りがけのサイクリングでは荷物が入りきらないので、バックパックを併用しています。
気になる点としては、荷物の入れ方によってはバイクへの固定が甘くなることです。サドルバッグの底の方に固くて重い荷物を入れることで、固定力が増します。
以上、アピデュラの紹介と簡単なレビューでした。
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