クロスバイクやロードバイクを始めるには、自転車以外にも必要なパーツがあるのはご存じですか?
今回はクロスバイク初心者が揃えるべきパーツというテーマで、購入すべきパーツを重要度別に紹介していきます。
主に通勤用クロスバイクを購入予定の方向けの内容となっていますが、ロードバイク初心者の方も参考になると思います。
絶対必要!
ライト
フロントライトは道路交通法上、必ず必要です。
通勤で必要する場合は、相手にこちらの存在を知らせる意味合いが大きいので、そこまで強いライトは選ばなくてもよいでしょう。(高ルーメンのものはめちゃくちゃ高いです。)
日中でもライトを点灯する、デイライトという言葉があります。事故防止効果が高まるというデータがあるので是非実施しましょう。
鍵
クロスバイクを所有しているなら、鍵は必須です。
通勤や買い物で、公共の場所に停めておくことになるので、ワイヤー錠を購入しましょう。
鍵の軽さと防犯性能はトレードオフです。どちらを重視するかは好みですが、私は軽さで選ぶタイプです。色は派手めのほうが周りにアピールできて、防犯効果が高い気がします。
ちなみに今はクロスバイクにリング錠を付けています。あまりメジャーなカスタムではないですし、見た目は悪いですが、お手軽さと防犯性能は抜群ですよ。
スタンド
スタンドがあれば場所を気にせず駐輪できます。逆にスタンドがないと、駐輪するとき壁際を確保しないといけないので大変です。コンビニのガラスに立てかけると注意されることもあります。
スタンドを付けると、スポーツバイク感が薄れますが、街乗りでは必須アイテムでしょう。
おすすめは2点止めのリアスタンドです。固定力に優れ、変則調整などちょっとしたメンテナンスもこなすことができるのでき使い勝手が良いです。
ポンプ
スポーツバイク用のポンプはそこそこ値が張るので、後回しにしている人もいるかもしれません。
とはいえ、いずれ必要なときがやってきます。自転車と一緒に買ってしまうのがおすすめです。
スポーツバイクはフランス式(仏式)バルブです。ママチャリ(英式バルブ)と兼用タイプもありますが、専用ポンプのほうが使い勝手が良いのでおすすめです。
チェーンオイル
最低限のメンテナンスとして、チェーンの注油は実施しましょう。
2~3か月に一回するだけでも、しっかり効果があります。
チェーンオイルにはいろいろな種類がありますが、おすすめはドライタイプです。チェーンが汚れずらいのが特徴です。雨天走行した後は、必ず注油するようにしましょう。注油をさぼると翌日確実に錆びてしまいますよ。
せっかく買った自転車の性能を引き出すため、注油を忘れないようにしましょう。
街中で錆び錆びチェーンのクロスバイクを見ると、注油したくなるのは私だけ?
あったらうれしい
泥除け
雨の日には乗らないから必要ないかなと思うかもしれませんが、泥除けを装備していれば、水たまりの泥はねを防止できます。雨上がりのライドなどでは泥除けがあると快適です。
泥除けがなくても、時速10kmで走行すればお尻まで泥はねしてこないので、覚えておくと便利です。
フロントはフレームである程度の泥はねを防いでくれますので、リアの泥除けのほうが重要度が高いと言えます。
ベル
道路交通法では必要だけど、使う場面がまったくないベルです。
気になる人はつけましょう。もしかしたらお巡りさんに注意されるかもしれません。
ヘルメット
通勤レベルだとつけない人も多いですが、是非揃えたいアイテムです。万が一の時、頭部を保護してくれる唯一のアイテムですので。
ローディー(ロードバイクを趣味としている人)は基本装備しています。むしろしてないと落ち着きません。
アーレンキー
自転車界隈では六角レンチをアーレンキーと呼びます。
なんでだろうね
初心者が使う場面は少ないでしょうが、これからメンテナンスを始めるなら、一番最初に必要になる工具です。頻繁に使用する工具なので、少しいいものを買うのがおすすめです。
私は会社で使っているトラスコ製を買いました。
スマホホルダーなどをハンドルに取り付けたりするのにも使用します。
余裕があれば
サイクルコンピューター
走行距離や速度を記録できるガジェットです。略してサイコンと呼ばれます。
はじめは面白くて毎回確認しますが、そのうち見なくなることも・・
それにしてもサイクルコンピューターって言い方、昭和感を感じます。
サイクルウェア
サイクルウェアはスポーツバイクを快適に乗るためのウェアです。普段着にできるものから、競技用途まで幅広くそろっています。
初心者には国産のウェアで少しゆるめのフィット感がおすすめです。パールイズミやカペルミュールが有名ですね。
ピチピチは自転車から降りると結構恥ずかしいんです。
普段着よりサイクルウェアのほうが充実してる人は、生粋のチャリダーと言えるでしょう
ボトルゲージ
フレームに飲み物を付けるためのパーツです。
近所のポタリングでもあると便利ですよ。
注意点として、ペットボトルは径が合わずぶかぶかになってしまいます。ということで、サイクルボトルも一緒に買いましょう。
ペットボトルを逆さにさすという裏技があります。でも、たまに落下するのでおすすめはしません。
スマホホルダー
自転車に乗りながらスマホの画面を確認できます。
ポタリングで地図を確認できたりと、あると自転車の楽しみ方が広がります。
パンク修理キット
自転車を乗っていると、いつかはパンクします。私の体感では3000km~5000kmに一回くらいの割合で発生します。
都度、自転車屋さんにお願いしてもいいですが、修理キット自体は安いので一回でも自分で修理したら元が取れます。自転車屋さんにお願いすると1000円くらいが相場ですね。
ライド中にパンク修理できるようになったら中級者といえるのではないでしょうか
最後に
自転車って、本体以外にも必要なパーツが多いですよね。
重要度の高いものは自転車と同時に購入するのがおすすめですが、それ以外は少しずつでも揃えていきたいですね。
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